読了:モチベーション3.0
個人のモチベーションを出す本かと思ってタイトル買いした本だったけど、
どちらかというと組織改善とかの趣のある話。
読んでみたら結構面白かったのでそのまま読了
約200年にわたってモチベーション2.0が企業活動の原動力となっていたが、ここ10年ほどそれが機能しなくなりつつある。したがってOSのアップグレードが必要なように、パッチを当てるのではなく抜本的な考え方(動機付け)の変換が必要だ— 果物リン (@FruitRiin) May 3, 2020
「予想通りの不合理」(早川書房)— 果物リン (@FruitRiin) May 3, 2020
ロウソク問題が示唆するもの:クリエイティブな分野において、成果に対する報酬を約束することは返って視野を狭めることになる— 果物リン (@FruitRiin) May 3, 2020
金銭的な報酬は依存性をもたらす。つまり、一度報酬でタスクを頼むと次回も同じように報酬を得られることを期待してしまう。そしてやがて同じ報酬ではやる気を見せなくなる。報酬が期待されるときの脳波をMRIで検査したところ、(アルコールなどの)依存性と同じような脳の活性状況を監視できた。— 果物リン (@FruitRiin) May 3, 2020
「だが報酬は、それとはわからないくらい目立たずに与えられるほどよい。意欲を高めようとして安易に報酬を用いるときが、もっとも意欲を失わせるときだ」。— 果物リン (@FruitRiin) May 3, 2020
その上、利益指向型の卒業生は、落ち込みや不安その他ネガティブな指標が強まったということもわかった。目標を達成しているにも関わらずである— 果物リン (@FruitRiin) May 3, 2020
以降個人、組織、子供の教育においてモチベーション3.0を発揮させるにはという方法論に続く。
いやー、行動経済学面白いですね!
言われてみれば、なるほど自分は報酬につられて仕事してるわけじゃないよなあと納得したりするなどしました。
チーム設計とか組織設計するときにまた読みたい本です。
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